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60年代末、「もの派」の中心人物として時代の寵児となった関根伸夫だが、イタリアから帰国した73年、突如として「環境美術研究所」を設立、
当時の前衛思考と距離を置き始める。自らの信ずる芸術を押し進めた関根は、ついに1987年「位相絵画」を発表、その後92年までのわずかな期間、
憑かれたように作り続けられたこのシリーズは何を意味するのか?煌めく瞬間にスポットを照射して関根芸術の深層を探る。さらに、本年10月ソウルでの個展を前に、
新作ドローイング5点を同時点時、関根の今を考察する。早すぎた天才の思考にようやく現代が追いついて来た。今こそ、関根伸夫である。
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