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企画展アーカイブ 2002

日韓文化交流−岡野浩二・李斗植 二人展
2002年4月15日(月)〜4月27日(土)
アーティスト情報
岡野浩二
独特の具象表現で芸大卒業時からすでに人気を博していたが、常に新境地を追求する姿勢が、フォーブ、印象主義を超え、現在の調和あふれる抽象に画風を変貌させた。抽象印象主義(Abstract Impressionism)を標榜し、光と空間の在りようを通して世界を描写しようとする作品は、日本人が持つ鋭い美的感性を遺憾なく発揮した作品となっている。洗練された静かな空間に気持ちよく注がれる光は、限りなく内面を目指し、内から外に広がる李斗植の作品とは好対照をなしている。

李斗植
内面から湧き上がるものを形象化させた「熱い抽象」をめざす。モノトーンの画面からほとばしる「五方色(赤・青・黄・白・黒)」は、韓民族が持つ縦的エネルギーを「祝祭」として昇華させた姿であろう。「抽象表現主義はデッサンがしっかりしていなければ偽者だ」と寝る間も惜しんで制作に没頭する。韓国美術協会理事長在任中に、当ギャラリーと共に北朝鮮の美術家を日本に招き、歴史上初の南北コリア作家の出会いを果たすなど、文化交流にも尽力している人格者である。
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